2007年7月、大阪市城東区に開業されました、「はやし小児科」林 敬次院長にお話をお聞きしました。

林 敬次院長
■一人ひとりの子どもを診るという姿勢に徹して
「子どもは、泣いていようが騒いでいようが、ほんま可愛いですよ。振り返ってみるとうちの子どもたちが大きくなっていくにつれ、自分の子より小さい子が可愛く思えるようになりました。そう思うようになるまでは、子どもを診るというより、病気を診ていたんだと思うんです。それから相当の年月がたちますけど、いまは医師として一人ひとりの子を診ているし、可愛いんです」
やさしい、にこやかな表情で林氏は話す。
長い勤務医としての経験。この間、小児医療をめぐるさまざまな社会問題に、小児科学会の一員として積極的にかかわったり、執筆や講演などにも意欲的に取り組んだりしてきた人として知られる。小児科医になったばかりのころに大問題になった「筋短縮症」の撲滅のために、全国で行われた検診にとびまわったり、動物実験に没頭したりもした。
「開業を考えないわけではなかったのですが、勤務医として忙しくて具体的に行動に移すこともできないでいました。しかし、自分のクリニックで自分の思う医療行為をしたいとは思っていました。60歳も近くなったし、なにより勤務医で通勤に時間がとられ、妻といる時間は極端に少ない。毎日、家には寝るために帰るような生活でした。これからは2人で一緒にいる時間を大事にしようと思って。開業するなら今しかない、と決断したんです」と林氏は言う。2007年7月に開業した。
■地域の人びとから望まれるクリニックに
自分自身は高槻市まで通勤していたが、自宅は城東区にあった。家族は長年住み慣れていて、街の事情もよく知っている。開業するならこの街にと思っていたという。
「大阪の小児科は、全体的にはよく配置されているんです。そのなかで一部、小児科が極端に少ない地域がいくつかあって、その1つが城東区のこのエリアなんです」と林氏。
開業する1年ほど前から、日本医業総研の開業セミナーに参加してみた。同社と緑ができて、同社の市場調査でもこのことが裏づけられた。地域でもよく知られていた小児科医の林氏である。開業の話を聞きつけた街の人たちは大歓迎だった。
「それに地元の医師会からもぜひ、と言われて。うれしかったですね」
開業前の見学会には、子ども連れの母親たちが100人以上も来たというから、その期待の大きさがよくわかるだろう。
ともあれ、開業に至るまでにはいろいろな不安があった。
インタビュー続く・・・
お問い合わせフォームへ
(株)日本医業総研
大阪市北区西天満6-2-11 第一住建梅ヶ枝町ビル1F
TEL 06-6367-1170 FAX 06-6367-1171
林 敬次(はやし けいじ)先生
ご経歴
1948年和歌山県生まれ。73年大阪市立大学医学部卒。
73年大阪市立北市民病院・東成保健所勤務。
79年高槻赤十字病院小児科勤務。リハビリテーション部長、小児科部長を経て07年退職。
同年5月「はやし小児科」開業。